レベニューマネジメントの心構え① 基本と重要性について学ぼう

By MagicPriceアカデミー

ホテルや旅館のビジネスの特徴は、在庫の繰り越しができないということです。また、利用するお客様の数も季節やイベントによって日々変化します。そのため、どのようにして価格決定をすればよいのか、とても難しいですよね。

しかし、料金を宿泊時期や予約のタイミングによって調節するレベニューマネジメントをきちんとした方法で行うことで、収益を最大化することができるようになります。

レベニューマネジメントとは?

需要を予測し、収益を最大化するために適切な販売管理を行うこと。それがレベニューマネジメントです。

 

レベニューマネジメントを上手に行うと、ホテルだけでなく旅行者にとってもメリットがあります。わかりやすい例として、「空室が多い日には通常よりも安く宿泊できる」といったことなどが挙げられます。

ただし、レベニューマネジメントは継続的に行っていく必要があります。周辺の需給状況の調査などをしつつ、料金調整を日々行うということです。これは忙しいホテルの方々にとって、大きな負担になります。また、「レベニューマネジメントは専門的な知識が必要で難しい」と感じ、敬遠されがちな面もあります。

レベニューマネジメントの重要性

ホテルにとってレベニューマネジメントがいかに重要か、非常にわかりやすいクイズがあります。

問題:

あなたのホテルは総客室数150室です。昨年の平均稼働率が66%、平均客室単価が5,000円でした。今年、平均稼働率が67%(1%上昇)、平均客室単価が5,200円(200円上昇)の場合、年間売上は昨年に比べていくら増加するでしょうか?

 

答え:

1年間の売上は、

年間売上 = 平均稼働率 × 平均客室単価 × 総客室数 × 365日

と計算できます。

 

すると、昨年と今年の売上は以下のようになります。

昨年売上 = 66% × 5,000円 × 150室 × 365日 = 約1.8億円

今年売上 = 67% × 5,200円 × 150室 × 365日 = 約1.9億円

 

つまり、増加分は

約1.9億円(今年売上) - 約1.8億円(昨年売上) = 約1,000万円

となります。

 

よって答えは約1,000万円です。

 

年間の平均稼働率を1%、平均客室単価を200円上昇させると、年間売上は約1,000万円増加するのです。

 

もし1,000万円売上が変わるならば、一体何ができるでしょうか。施設のリノベーション、人材採用、アメニティ強化、社員ボーナス還元など、様々なことができそうですよね。

このように小さな変化が大きな影響を及ぼすのが、レベニューマネジメントの仕事なのです。

ホテル業界の大変さ、課題

現在、日本のホテル業界は大きな変化のタイミングです。訪日外国人客の増加も影響し、ホテル数は増加傾向に。その一方で人材不足が問題視されています。中でもマーケティング領域の業務は複雑で、変化も速く、専門的な知識を持った人材の不足もあり、一人が多様な業務を兼ねざるを得ない状況です。

おそらく、この記事をお読みのあなたも日々多くの業務に追われ、大変忙しい毎日を過ごしていることでしょう。レベニューマネジメント以外にも日々やらなければならない業務が多く、なかなか取り組む時間がないと感じる方もいらっしゃるかと思います。また、これから初めてレベニューマネジメントに取り組むという方もいらっしゃるでしょう。

そんな忙しい方、未経験の方でも大丈夫です。難しいイメージや時間不足などによって課題の大きかったレベニューマネジメントも、基本知識を学ぶことで誰でも実施できるようになるのです。

このサイトでは、レベニューマネジメントのやり方を一歩一歩学んでいけるようにお伝えします。私たちと一緒にあなたのホテルを成長させましょう!

タグ: 心構え編

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